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一枚の写真から

June 2009
北仙台線の廃止 【一枚の写真から】

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市役所前を走るお別れ電車(昭和44年3月31日)。

当時は国道4号線(東二番丁通り)が勾当台公園でクランク状に曲がっていた。
現在の高層ビル群はまだ見当たらない。

北仙台線の廃止

昭和44年3月31日。名残を惜しむ多くの市民が見送る中を「みなさん、さようなら」と市民への感謝の言葉をつけた電車が、北仙台駅をスタートした。昭和12年から走り続けた北仙台線廃止の日のお別れ列車である。

田園地帯であった北仙台に線路が敷かれてから32年。この長い間、この地区一帯の市民の足として大きな役割を果たしてきたのである。

しかしながら、北仙台後背地区のめざましい発展、これに伴うバス路線網の充実、加えて北仙台線の走る国道4号線の異常な交通渋滞など、時代の流れと環境の変化には勝てず、北仙台線は廃止の道を選ぶこととなったのである。

「昭和史とともに仙台市電―その50年」

編集:仙台市交通局 発売:(株)宝文堂より 協力:(株)カルダイ社)

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