「色」の持つ不思議なパワーを上手に活用しませんか?
カラーセラピー入門 「白色・活用術」
「白」をイメージした時、みなさんは何を思い浮かべますか?
雲、雪、うさぎ、ご飯、白無垢、清潔、純粋、平和などなど・・・・・。
「白」には全ての色が含まれている、とてもエネルギーのある色です。
太陽光には全ての色が含まれており、完全な白色光(ハクショクコウ)とされます。太陽の光には色がついてないように見えますが、プリズムを通すと、赤~橙~黄~緑~青~藍~青紫に、色が分散されます。空に架かる虹も、水蒸気がプリズムとなり、あの美しい七色が現れます。
当たり前のように見えている色ですが、何かの物体に反射した時に、初めて私たちは色を認識できます。青空や雲も、太陽光がちりや水蒸気などに反射しているからこそ、色として見えるのです。
そして、色は、X線・紫外線・赤外線・テレビやラジオの電波などと同じく電磁波の一種で、唯一人間が見ることができる範囲の電磁波です。電磁波は良くも悪くも人体にさまざまな影響を及ぼしますが、色彩だけは、私達人間が誰しも平等に使うことができる神様からの恵みであるように思えます。色は見えても見えなくても、電磁波なので人体に影響しています。その中でも、全ての色が含まれている「白」の活用法をお伝えします。
《太陽光でホルモンバランスや心身の健康を取り戻す》
●太陽からの強力サプリメント
年を重ねる毎に、病気、お肌、ストレスなど、いろいろ気になってきますね。いつまでも、健康で、心身共に若々しく元気でありたいと、誰もが願います。薬、健康食品やサプリメントなどで、健康管理をされている方も多いと思いますが、自然環境やエコに関心が高まっている今、身近な自然療法を見直してみる機会でもあります。
私たち人間も、地球に生息している植物や生物と同様に、昔から自然の恩恵を受けていました。体内で作り出せないビタミンは、太陽光線が分け与えてくれます。しかし、現代人は、朝から晩まで建物の中で過ごし、有害な紫外線を浴びて日焼けをしないように、日傘やサングラスで太陽光を避けて暮らしています。子育てをしていた頃、赤ちゃんには毎日できるだけ日光浴をさせていましたよね?イタリアでは「太陽のないところに医者が来る」という諺があるほど!
くる病※が発見されてから、太陽光に当たることの必要性が判明し、太陽光線療法や、光線治療なども研究されてきました。太陽光に当たることで、肝臓、腎臓での代謝を経てビタミンDが合成されます。太陽光に当たらないと、脂肪吸収障害、肝障害、腎障害などの基礎疾患のある人は、くる病が発生しやすくなります。また、日照時間が短い地域ほど、自殺者が多いようです。更年期障害、うつ、自律神経、神経痛などなど・・・、太陽の全ての色を含む、完全な白色光で心身共に健康にしてもらいましょう。
※「くる病」とは、主にビタミンD・栄養不足による、骨が変形する等の病気。
◎太陽光を取り入れる
- 目を閉じた状態のまま、太陽光をまぶたに当てます。
- 太陽光線が、まぶたを通って、ずっと脳の中心部分まで入り込むイメージをします。
- 自分が心地良いと感じる程度でいいので、長くても数十秒くらいでも十分です。
※注意 くれぐれも、太陽を直視しないように注意してください。
紫外線対策には、日焼け止めを付けたり、できればタオルなどでまぶた以外の部分を覆うといいでしょう。特に、うつ状態、気持ちが落ち込んでいる時、体調が優れない時は、一日に何度かまぶたに当ててください。目を閉じていても、白、赤、オレンジなど、その時の様々な状況で、感じる色が違っています。
《心身をリセットする》
自分を変えたい、自分が何をしたいかわからなくなる、元気が出ない、何もする気になれない、何か新しいことを始めたい、病気や体調不良の時に「白」を使います。何度も目に入る色・気になる色は、自分に必要な色であったりします。色を意識した時に、気になる色がない場合は、心身共に満たされているのかもしれませんね。しかし、満たされているような幸福感を感じない時には、白で気持ちをリセットしましょう。洋服や下着に取り入れるといいのですが、小物、ペン、ストラップなどを、目に付く身近な所に置いても良いでしょう。
●白で体調を整える
体調が悪い時、だるい時にも、白の洋服や下着、寝具を着用します。白で体全体をすっぽり包まれる、そんなイメージをします。無理をしないように、自分を大切にするようにと、白は体を守ってくれます。インフルエンザや風邪が流行していますが、喉が痛い時、熱が出た時は、首に白のタオルを巻き、下着やシーツなど肌に触れる寝具も白にします。肌に直接触れる物なので、吸湿・保温性のある自然素材がいいでしょう。
●心身の不調を流す
心身不調、健康維持、リセット、元気が欲しい、嫌なことを吹き飛ばしたい時など、白い天然塩を使いましょう。精製されていない天然塩(岩塩、死海の塩、天日塩、エネルギー塩)などを用意します。
- 入浴の際、天然塩を湯船に3つかみほど、お好みで入れる。(半身浴には30g~お好みで)
- 体を洗った後、肩こり腰痛など、体調が悪い部分に塩を塗り流す。
- 顔の湿疹には、できるだけ粒子の細かい塩をさっと塗り流す。
- 肌の弱い方は、洗面器に塩を溶かしてかける。すすがなくてもいい。
- 口内炎には、清潔に洗浄した指を濡らし、塩(食用)を取り、患部に付けてうがいをする。
- 嫌なことがあった時、気持ちがもやもやする、ネガティブになっている時は、首の後ろから肩にかけて塩を塗り流す。
いずれにしても、強くこすらないでください。塗る程度で大丈夫です。アロマオイル、はちみつ、オリーブオイルを混ぜてもよいでしょう。特に満月の夜に、使うこともお勧めです。自分が浄化されるイメージ、心身共に自然の力に漂白されるイメージで塩を使います。
《似合う白を見つける》
●白で伝える
人の第一印象は、わずか数秒で決まると言われています。また、その第一印象を変えるのには、かなりの時間がかかります。第一印象は言葉より見た目で決まり、顔の表情や顔色、印象は、身に付ける洋服の色で決まると言ってもいいでしょう。パーソナルカラー診断で、自分に似合うベストカラーを知っていればいいのですが、自分のパーソナルカラーをご存知の方は少ないと思います。
様々な場面で、これから長いお付き合いをするような、大切な出会いがあります。そこで、初対面の方とお会いする時、大切な出会いにしたい場合にも「白」をお勧めします。花嫁の白、慶弔の白・・・白は浄化、始まりを意味します。喧嘩をした後にあやまりたい時は、誠実さを伝えてくれます。清楚、クール、気品、明るい、知性、信用してもらいたいなど・・・・、自分の思いを白が表現してくれます。お手持ちのブラウスやアクセサリー類で、顔周りに白を持ってくるだけでも印象が違います。女性の方が白の洋服を着る時は、チークと口紅は忘れずに!華やかになります!!
●似合う「白」を見つける
一口に白と言っても、雪のような真っ白から、シルクのエレガントな白、生成りの優しい白など、たくさん種類があります。白が似合わないと思い込んでいる方もいますが、いろいろ試してみると、これぞ!と思える白が見つかりますよ!
鏡の前で、洋服を試着、または顔から下に当てて、顔の印象を見ましょう。1枚だけでなく、何枚かで顔色を比較してみると、見え方の違いがわかります。お店で試着する時は、できるだけ、明るく、自然に見える照明下で見ます。
◎似合う例
- 顔色が自然に、生き生きと見える。
- 顔が白く見える。
- シミやシワが薄く見える。
- 白目と黒目のコントラストがはっきりする。
写真例では、顔色が自然で健康的に見えます。また、白目と黒目のコントラストがはっきりして、目が生き生きしています。
似合う例 | しっくりこない例 |
◎しっくりこない例
- 自分の顔より、白の方が強く浮き出て見える。
- 目の下のクマやシミが浮き出て目立つ。
- 目の印象がぼやける。
- 顔色が黄色っぽく、くすんで見える。
写真例では、顔が黄色っぽく、目や全体的な印象が疲れているように見えます。
最後に・・・・
あなたにピッタリな「白」は、見つかりましたか?この他にも、冬野菜に白が多いなど・・・食物の色さえも、体に影響しています。心も体も健やかになれるように、早速、あなたも身近にある「白」を活用してみましょう。
今回は白の活用術をお伝えしましたが、色によって様々な特長があります。今まで気に留めていなかった色を、意識することから始めてみませんか?きっと、あなたの世界が広がりますよ!
伊藤由美子色は目に見えても見えなくても、いつも当たり前のように私達と一緒に存在しています。そして、私たちの命を支え、希望をもたらしてくれます。「自分に必要な色」に気づくと、そのとたん、自分の力強い味方となります。ファッションからメイク、ビジネス、インテリア、心の癒し、活力・・・・色を活用して、たくさんの方に幸せになっていただくことに貢献したいと常に願っています。 ◎AFT色彩検定1級コーディネーター 現在、ヒューマンアカデミー仙台校「カラーコーディネーター養成講座」非常勤講師。フリーランスとして、カラーセミナー、パーソナルカラー、メイクアップセミナー、ジュエリーアドバイザー、カラーセラピーカウンセリングなど、県内外で活動中。 連絡先 |


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