ホーム大人の番ブラ家庭料理コラムバックナンバー > Lesson9 「牛フィレ肉のソテー マデラ・ソース添え」 【シェフが教える三ツ星家庭料理】

大人の番ブラ

三つ星家庭料理

レストランや料亭の料理は、同じような食材を使っていながら、家庭では出せない味わいで私達を魅了してくれます。そこにはプロならではの、コツや裏技が隠されているはず。つまり、そんなプロのコツさえ教えてもらえは、家庭料理だってぐんと美味しくなるはずです。そこで、現役のシェフがこっそり教える、プロの目利き、下ごしらえ、調理や味付けのコツを順次紹介してまいります。時間と効率を重視する家庭料理とは一味も二味も違う、プロの料理に、チャレンジしてみませんか。

July 2009
Lesson9 「牛フィレ肉のソテー マデラ・ソース添え」 【シェフが教える三ツ星家庭料理】

Lesson9

家庭で作る本格コースメニューその4

「牛フィレ肉のソテー
 マデラ・ソース添え」

今回は夏のコース料理メインのお肉です。

このマデラソースは牛肉のソースとしてはとてもオーソドックスなものですから、ぜひマスターしてくださいね。牛肉以外の食材とも相性がよいので、いろいろなものと組み合わせてみてください。

付け合せは何でもよいのですが、今回は私の大好きなジャガイモのグラタン(グラタン・ドフィノワ)の作り方も特別に紹介しています。是非つくってみてください。

Image

●「牛フィレ肉の材料」(2人分)

牛フィレ肉 2切れ(厚さはお好みで・・・今回は2センチ程度)
塩・コショー 適宜
バター 適宜
大根 4センチ程度
コンソメ 1個
適宜
インゲン  
グラタン・ドフィノワ (下記に材料・作り方記載)
   
(マデラソース)  
マデラ酒 90cc
フォン・ド・ブッフ 100cc
バター 15g
塩・コショー 適宜
Image
マデラ酒
Image
フォン・ド・ブッフ

●作り方

(1)

牛フィレ肉は紐で縛り、形が整うようにしておく。インゲンは4~5センチの長さに切りボイルし、縦半分にカットします。

Image
(2)

大根は2センチ程度の輪切りにして、皮をむき面取りをし、中心に十字に切れ込みをいれ、コンソメを入れたひたひたの水でボイルしておきます。

Image Image Image
(3)

牛フィレ肉に塩・コショウをしてバターでソテーする。

ここがポイント!

バターだけだと焦げやすいので、サラダ油を大さじ1程度入れる。

Image Image Image

片面に焼き色がしっかりついたら、裏返しソテーする。焼けた表面が硬くならないように、油をまわしかける。側面もシッカリ焼き色をつけましょう。

Image Image Image Image

焼き加減はミディアムレアがオススメです。

ポイント3:焼きあがったら、アルミ箔にのせ、軽く包んで保温しておきましょう。

Image
(4)

肉をソテーしている間にソースと大根をボイルしましょう。
鍋にマデラ酒を入れ、強火で一気に煮詰めます。

Image Image
(5)

(4)にフォン・ド・ブッフを入れ煮詰めます。
時々、鍋肌についた旨みをこそげるようにしながら、更に煮詰めます。
水分が飛んでソースの色が濃くなったらバター15gを細かくカットしたものを少しずついれて溶かし、濃度をつけ、塩・コショーで味を調えます。

ポイント4:バターは良く冷やしておきましょう。ソースとの温度差で濃度がでます。

Image
(6)

大根をフライパンに油を引いて焼き色を付けます。

Image Image
(7)

皿の上にセルクルの型で抜いたグラタン・ドフィノワとインゲンをのせ。(5)の大根の上に(3)の肉をのせて、ソースを回りにかけます。

Image Image Image

●完成

Image

●特別レシピ「グラタン・ドフィノワ」

●材料

ジャガイモ 500g
にんにく 2片
牛乳 100ml
生クリーム 300ml
グリィエールチーズ 100g(無ければ普通のチーズでもOK)
塩・コショー  
バター 適宜

●作り方

(1)

ジャガイモは皮をむきスライサーで薄切りにする。(できるだけ薄いほうが良い)
水にはさらさずに、汁気を絞る。

(2)

(1)のジャガイモをボウルに入れ、にんにくのすりおろし、牛乳、生クリームを加え、塩・コショーをして良く混ぜる。

(3)

更にジャガイモ1枚1枚にクリームがまとわりつくように、手で混ぜる。

(4)

グラタン皿にバターを塗り、(3)のジャガイモを入れ、全体に広げる。

(5)

グリュイエルチーズを散らし、150度のオーブンで1時間焼く。

Image

とても美味しいグラタンです。

Image

協力:大津 昌三シェフ

◎プロフィール
宮城県生まれ。高校からアメリカに留学し、UCLAアーバン大学入学。帰国後「辻調理学校」へ入学し、調理師となる。第一ホテル、日本料理店をはじめいくつかのホテルを経験。手打ちそばに興味をもち山形で学ぶ。フレンチとそばのコラボレーションの店を開く。

名前 コメント 投稿日時