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仙台・旬の食材健康術

「四里四方で取れる旬の食材を食べていれば、人は健康に暮らす事が出来る」と、昔から伝えられて来ました。これを「身土不ニ」(しんどふじ)と言い、人の体と土(自然環境)は一体であり、二つに切り離せないという考え方です。昨今耳にする事が多くなった「地産地消」もその流れにあり、食と健康の関連性が、今、改めて見直されています。
そこで、仙台に暮らす私達は、いつ、どの地元食材を食べれば、どんな効用が期待できるのかを徹底レポート。もしも地元の食材にこだわる事で健康が手に入るとしたら、無駄な医療費は要らなくなるし地元の産業も元気になります。毎日の食卓から簡単にできる事をみんなで実践して、健康王国みやぎを作りませんか?
旬の食材は順次アップしてまいりますので、時々覗きに来てくださいね!

February 2010
今月の食材は…レンコン 【仙台・旬の食材健康術

レンコン

旬…秋から冬

<期待される効能>

・疲労回復 ・ストレス解消
・美肌効果 ・風邪の予防
・発ガン物質の抑制 ・心臓機能強化
・思考力アップ ・貧血予防
・抵抗力アップ ・疲労回復
・物忘れ予防 ・抜け毛予防
・白髪予防 ・肝機能強化
・便秘予防 ・大腸ガン予防
・動脈硬化予防 ・高血圧予防
・滋養強壮 ・胃潰瘍や十二指腸潰瘍予防
・免疫力アップ  

お酒やタバコを吸う方、ストレスが多い方、
疲れがたまっている方などにお奨めの、
現代に最適な健康食

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●宮城のレンコン

渡り鳥の飛来地として有名な伊豆沼はまた、レンコンの一大産地でもあります。東洋一のハスの群生地と言われ、その根であるレンコンは東北一の生産量を誇っています。

もともと伊豆沼はハスの群生地として古くから知られていました。しかし、昭和50年代に相次いだ大雨によりハスが壊滅状態に追い込まれた事から、伊豆沼の景観を復活させる目的でハスの栽培が始まったとされます。

この時、食用のレンコンを地域の特産品にしようと、約40戸の農家がレンコン栽培を開始したのだそうです。

現在、食用レンコンと観賞用あわせて約20haほど栽培されていますが、収穫作業は10月から3月まで続き、厳しい寒さの中での冷たい水と格闘しての重労働のため、生産量にも限りがあります。

このため、昔から取引のあった消費者や料理店等への出荷でほとんどなくなってしまい、なかなか私達の口には入らないのが現状のようです。

それでも地域の直売所で手に入ることもあるそうですので、機会がありましたらぜひ覗いてみてください。

●仙台での旬

レンコンの旬は秋から冬とされます。秋に出荷される新レンコンは柔らかくあっさりとしていて、冬のものは粘りが出て甘味も増します。

冬場は新聞紙にくるんで冷暗所に保存することもできます。暖かい台所では、やはり冷蔵庫での保存がお奨めです。節と節の間でカットして1節ずつビニール袋やラップで密閉して保存しましょう。

●レンコンの栄養

レンコンは古くは薬として用いられていたほど、薬効に富んだ食材です。食材と言いましても日本と中国ぐらいしか食べる習慣はないことから考えると、もともとは薬として用いたものが、美味しさと栄養価から食用に発展したのかもしれません。

ちなみにレンコンの民間療法を紹介しますと、乾燥させて粉末にしたものを白湯で飲むと、しゃっくりの解消に。皮ごとすりおろしたものを搾り、その汁を飲むと熱や喉の渇きを抑えたり、鼻血や咳、ぜんそくの発作止めに。さらには膀胱炎による血尿や排尿時の痛みにも有効と言われるなど、様々に利用されてきました。

ではレンコンの栄養素を一つ一つ見てみましょう。

<エネルギーが豊富>

まず、主な栄養素はでんぷんです。これは人間の体に欠かせないエネルギー源となります。このため、城の掘にハスが植えられていたのは、籠城の際の食糧確保の狙いがあったのではないかという説もあります。

<ビタミンCが豊富>

ビタミンCが多く含まれており、実にレモンの3分の2にも達します。ビタミンCは熱に弱いのですが、デンプンが多いため加熱しても相当量のビタミンCが残るの魅力です。疲労回復・美肌効果・風邪の予防・発ガン物質の抑制などの効果が期待できます。

<ミネラルが豊富>

日本人に不足しがちなカリウムをはじめ、鉄、銅、亜鉛を多く含みます。 心臓や血液の働きを正常に保ったり、骨や歯の成長に欠かせない栄養素ですので、しっかり摂りたいものです。

<ビタミンB12、B6を含有>

野菜に含まれることが少ないビタミンB12を含んでいます。これは鉄分の吸収を助ける働きをします。また、造血ビタミンと呼ばれているビタミンB6も含まれているので貧血の予防や肝臓の働きを助ける効果も期待されます。

<食物繊維が豊富>

不溶性の食物繊維が豊富で、便通を良くする他、腸内の発ガン物質を排出して大腸ガン予防や、動脈硬化・高血圧予防効果が期待できます。

<糸の正体はムチン>

レンコンを切った時に引く糸は、納豆やオクラ・里芋などの粘り成分と同じムチンです。胃壁を保護し、タンパク質や脂肪の消化を促進します。また滋養強壮にも効果があるとされます。

<切り口の変色はタンニンのしわざ>

レンコンの切り口の変色が早いのはポリフェノールの一種であるタンニンが含まれているからです。タンニンは消炎や止血作用があり、胃潰瘍や十二指腸潰瘍に効果が期待できます。

<免疫力アップにレクチン>

タンパク質の一種であるレクチンは、マクロファージという免疫細胞が細菌を見つけやすくする働きがあるとされ、免疫力アップに効果が期待されます。

まさにサプリメントも顔負けの栄養素がギッシリ詰まったレンコン。美味しく食べて、健康増進にお役立てください。

●レンコンの美味しい食べ方

「レンコンのおろし揚げ」

レンコンの煮物だとあまり食べてくれない子供達も、これならおやつ感覚で平らげます。お弁当のおかずやお父さんのおつまみにもオススメです。一手間加えた程度の簡単な料理ですが、面白い食感があとを引く美味しさですよ。

●材料(4人分)

レンコン 200~250g
エビ 7本(鶏肉や、ちりめんじゃこなどでもOK)
1個
薄力粉 大さじ2
少々

●作り方

(1)

レンコンは皮をむきすりおろし、ザルに移して水分を切る。(このとき押し付けないよう注意しましょう。自然に水分が落ちればOKです)

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(2)

エビは3~4等分にカット。

(3)

(1)に卵、薄力粉、塩、(2)を入れてよーく混ぜます。

(4)

170~180度の揚げ油で(3)を揚げます。

●完成

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