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仙台・旬の食材健康術

「四里四方で取れる旬の食材を食べていれば、人は健康に暮らす事が出来る」と、昔から伝えられて来ました。これを「身土不ニ」(しんどふじ)と言い、人の体と土(自然環境)は一体であり、二つに切り離せないという考え方です。昨今耳にする事が多くなった「地産地消」もその流れにあり、食と健康の関連性が、今、改めて見直されています。
そこで、仙台に暮らす私達は、いつ、どの地元食材を食べれば、どんな効用が期待できるのかを徹底レポート。もしも地元の食材にこだわる事で健康が手に入るとしたら、無駄な医療費は要らなくなるし地元の産業も元気になります。毎日の食卓から簡単にできる事をみんなで実践して、健康王国みやぎを作りませんか?
旬の食材は順次アップしてまいりますので、時々覗きに来てくださいね!

June 2009
今月の食材は…ソラマメ 【仙台・旬の食材健康術】

ソラマメ

旬…5月~7月

<期待される効能>

・疲労回復 ・夏バテ解消
・イライラ解消 ・食欲増進
・むくみ改善 ・肥満予防
・消化器系機能の強化 ・動脈硬化予防
・高血圧予防 ・便秘改善
・しっしん予防 ・美肌作用
・成長促進 ・強精、強壮効果

お父さんからお母さん、お年寄り、お子様まで、
みんなで食べたい「初夏の栄養補助食品」!

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●宮城のソラマメ

宮城県産のソラマメは全国的にも有名で、珍重されています。一般的に国内産のソラマメは11月~8月頃出回りますが、宮城県産のソラマメは6月中旬から7月下旬にかけて出荷されます。

この時期に首都圏などに出回るソラマメの大半は宮城県産で、他の産地よりも遅く出回ることから「終わり初物」と呼ばれ、初物と同様に珍重されているのです。

村田町で、昭和10年代から栽培が始まったと伝えられ、宮城県内の主な産地としては他に、蔵王町や栗原市などが挙げられます。

現在の主力品種は、「打越一寸(うちこしいっすん)」という品種で、このほかにも、宮城県でしか生産されていないオリジナル品種の「あまえくぼ」があります。

あまえくぼは、他のソラマメに比べて鮮やかな緑色をしており、茹でても色あせしないのが特徴です。

甘みとうまみが強く、クセがなくて食べやすいのも人気の秘密です。

●仙台での旬

初夏の今頃がまさに旬です。生食用のソラマメは収穫するタイミングが命です。時期が早過ぎ(未熟)ても、遅過ぎ(過熟)ても、食味が著しく劣るという、とてもデリケートな野菜です。

しかも、収穫された時期が適切なものでも1日おくと5%以上もの水分が失われてしまいます。これにより旨味成分である、遊離の糖やアミノ酸も減少してしまうのです。ソラマメは出来るだけ新鮮なものを選び、買って来たら、出来るだけ早く調理することが、美味しく食べる一番のコツと言えます。

鮮度を見分けるには、莢の色が緑色で艶のあるものを選ぶのがポイントです。また、サヤを軽くつまんで中の豆を直接指先に感じるようなものは、避けましょう。海綿状の内層部が水分を失って薄くなり、また豆の表皮も水分が奪われて固くなっている証拠です。

●ソラマメの栄養

夏に不足しがちなビタミンB1を始め、AやC、タンパク質、ミネラル類も豊富に含み、胃の働きを整えてくれるので、枝豆同様、酒の肴にもってこいです。

おつまみと言えば、熟したソラマメを皮つきのまま油で揚げたものがありますが、実はソラマメの皮には利尿作用があり、むくみ(浮腫)の治療に使われているほどです。まさにビールが進むこの季節にピツタリのつまみだったわけです。

また、ソラマメの薬効には、動脈硬化や高血圧予防などがあげられていますのでメタボが気になるお父さんにうってつけ。これはレシチンやカリウム、食物繊維の働きによるところが大きいと考えられます。ソラマメを食べて血圧を下げるようとする時は毎日続けて食べるようにすると良いでしょう。

一方、皮膚にしっしんができやすい原因のひとつに亜鉛不足があげられます。ソラマメは亜鉛を多く含む食材で、100g(約20粒) 中に2.4mgを含み、1日に必要な量のおよそ1/3が摂れます。 これが一説に「ソラマメは若返りの食品」と言われるゆえん。初夏は気温も上昇し、汗もかきやすい季節です。新鮮なそら豆料理で、お肌を美しく保ちましょう。

また、女性の方に多い貧血は、血液が薄くなった状態になることです。対策として、血液を作る成分の食材を積極的に摂ることが大切です。ソラマメは、血液を作る材料となる鉄分やたんぱく質、銅、ビタミンCが 豊富に含まれています。

肉類などの動物性たんぱく質と炒めたり、煮物にしたりすると効果的です。

さらにソラマメにはお子様がすくすく育つために重要なビタミンB2や亜鉛が豊富に含まれています。他にもでんぷん、タンパク質、脂肪などさまざまな栄養素も 詰まっていますので、お子様のおやつにもお奨めです。

[ソラマメの有効成分と主な効用は次の通り]

  • タンパク質
    筋肉や内臓、血液、髪、皮膚、またホルモンや酵素、抗体などをつくる大切な栄養素です。
  • ビタミンB1
    糖質をエネルギーに変える働きがあり、ビタミンB2とともに疲労回復や夏バテの予防に役立ちます。
  • ビタミンB2
    細胞を再生し、成長を促進させる働きがあります。また過酸化脂質の生成を防ぎ、動脈硬化の予防に働きかけます。
  • レシチン
    血栓を溶かす働きがあるため、ビタミンB2とともに高脂血症や動脈硬化の予防に働きかけます。
  • カリウム
    余分なナトリウム(塩分の摂り過ぎ)を排泄する働きがあり、高血圧の予防に役立ちます。
  • カルシウム
    骨を丈夫にする働きや、また情緒不安やイライラを解消する働きもあります。

  • 貧血の予防に役立ちます。
  • 亜鉛
    強精、強壮効果があるといわれています。不足すると、肌荒れや味覚・臭覚に異常をきたします。
  • ペクチン(食物繊維)
    食べ物は胃から腸へ移動しますが、その移動時間を遅らせる働きがあり急速な糖の吸収を防ぎます。その結果、血糖値の急激な上昇が抑えられ、またある程度は満腹感も持続しますのでダイエットにもお奨め。

●ソラマメの美味しい食べ方

ソラマメは茹でても、天ぷらも美味しくいただけますが、きれいな色と丸ごと栄養をいただくのには、ポタージュスープがオススメです。きれいなグリーンは初夏の色ですね。

ソラマメのポタージュレシピ<4人前>

●材料

ソラマメ(剥き身) 300g
タマネギ 半分
山芋(じゃが芋でも可) 半個
牛乳 1カップ
生クリーム 大さじ3杯
コンソメ 固形1個
塩 コショウ 適宜
1・5カップ
オリーブオイル 適宜

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●作り方

(1)

鍋に塩を入れ、ソラマメをゆでる。タマネギはみじん切り。山芋は粗みじん切りにする。

(2)

鍋にオリーブオイルをいれ、(1)のたまねぎがシンナリするまで炒めます。

(3)

(2)にやまいも、ソラマメ、コンソメ、水を入れて、10分ほど煮る。

(4)

粗熱をとってからミキサーにかけ、漉す。

(5)

牛乳、生クリームを加え、塩・コショウで味を整える。

名前 コメント 投稿日時
ゆってぃ はじめまして。宮城県てソラマメが有名だったんですね。いつの間にか店頭からなくなるので、あまり食べた事は無かったですね。でも栄養満点のようですので、今度は是非食べたいと思いました。 20090626