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March 2010
子供の教育を見直そう!「みやぎの受験事情」【トクバン 2010.3号】

めぐり」

今春に開校される仙台二華中学校への出願者数が定員80名の約15倍を記録したと大きな話題を集めました。
二華中は仙台市内初の県立中高一貫校。
中学受験は、今後の受験戦線の目玉として高い注目度を誇っています。
こうした新たな動向の中で、子どもの教育、受験対策にどう取り組むべきか。仙台市内の大手塾、株式会社仙台進学プラザの阿部孝治社長に伺ってみました。

◇ご存知でしたか?宮城県の意外な学力レベル。


進学プラザグループ 社長 阿部孝治さん

 「教育」という観点から宮城県を見ると、「教育熱心な県」というイメージを持たれる方は多いと思います。それは、学都・仙台として、東北大学はもとより、仙台二高などのナンバースクールが活躍している印象があるからでしょう。「ところが、残念ながら実態はそうではない」と、阿部社長は指摘します。
  「例えば、四谷大塚の全国統一小学生テストにおける昨年の小学3年生の結果から言いますと、実は宮城県は全国47位の成績です。海外居住者が48番目に入っていますから、全国でビリに等しいという残念な結果です」。これだけで宮城県の教育全体を論じるのは無理としても、学力度は他県と比べると決して高くないことは事実です。
  では、その原因はどこにあるのでしょう。「それは一概には言えません。ただ、福井県などの北陸三県はとても学力が高い。その要因は県全体が教育に非常に熱心だということでしょう」と阿部社長。また、「これらの県は学校卒業後、多くが就職のため他県へ出ます。学力をつけないといい就職先に恵まれない。この意識が強いのでしょう」とも語ります。
  ちなみに、東北では、学力が比較的低いのは宮城だけでなく福島も同様。逆に高いのは山形、岩手。後者の2県はやはり、地元よりも他県への就職者が多くなっています。
こうした学力低下だけでなく、仙台一高、仙台二高などの現役の大学合格率の低下も見逃せないと、阿部社長は指摘します。「教育行政だけでなく、親御さんの意識においても、宮城県はのんびりしていますね」(阿部社長)。
就職するにも進学するにも恵まれている宮城の環境が、子どもたちや親の意識をのんびりさせてしまっているという事でしょうか。


「二華中模試」実施の背景と意義 >>

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